抹茶と石臼

**日本茶ことごと**
抹茶
抹茶というと、しゃかしゃか泡立てるやつ。緑の粉末ですね。

でもなんだか高級なイメージ。

その理由のひとつがこの石臼にあるのです。抹茶は、茶葉を蒸して乾燥させた碾茶(てんちゃ)という茶葉をこの石臼で挽くことでできあがります。

なんだ簡単じゃん。

侮ることなかれ。
この石臼で挽いてできた粒子の細かいことと言ったら。

塩=400μ
小麦粉=30μ
に対し、
抹茶は5〜10μ

えー。すごいですよね。

人間の舌は30μ以上でざらつきを感じるらしく、抹茶のまろやかさは石臼のおかげなのですね。

石臼の中でも、抹茶に特化したものを #茶臼 といいます。

昔は石臼のある家庭もあったほど、石臼はなんでも粉にできちゃって万能なのです。

でも、抹茶は何ともデリケートでゴロゴロと挽くときの摩擦熱で香りや味が損なわれてしまうのです。

そんなこと言われても。。

そこで、硬くキメの細かい花崗岩が使われ、上と下の臼が密接するような仕組みがほどこされているのです。

臼から溢れ出す抹茶の香りは格別。

でもですね。

想像してみてください。
ちょろりちょろりとできあがる抹茶。

なんと一つの臼で、1時間で40gしかできないんだそうです。
自動式で。
手動だと5時間ほど。

わぁ。そりゃ高級ですよね。

慎重に丁寧に丹念に作られた抹茶。一服を大切に味わう茶道文化が生まれたのもうなづけますねー

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